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経営の方向性及びデジタル技術等の活用の方向性の決定

デジタル技術が社会や自社の競争環境にどのような影響を及ぼすかについて認識、その内容について

デジタル技術は、社会やビジネスの競争環境に大きな影響を与えています。中小企業にとっても、デジタル技術を上手く活用することが、より競争力のあるビジネスを展開するための重要な要素となっています。

まず、広報PR支援においては、デジタル技術の活用がますます重要になっています。インターネットを利用することで、より広範な層に対して情報を発信することができ、より多くの人々にビジネスの存在を知ってもらうことができます。ユーチューバーやSNSのインフルエンサーなど、新聞やテレビなどの従来型メディアとは伝達ルートが異なる情報ハブも登場しており、適切な関係を築くことで、従来はリーチできなかった層への情報伝達もできるようになっています。

次に、経営支援においては、デジタル技術を活用することで、よりスマートな経営を実現することができます。例えば、クラウドサービス、AI、RPAなどを活用することで、業務の効率化や顧客情報の把握がしやすくなります。また、リモートワークを導入することで、従業員のモチベーション向上や業務の柔軟性が向上するとともに、事業継続性も高めることができます。

また、補助金申請支援においては、デジタル技術を活用することで、より効率的な申請手続きが可能となります。例えば、オンラインで申請ができるGビズIDの登場により、紙の申請書を郵送する手間や時間を省けるようになっています。また、データの管理や集計もより正確に行うことができ、申請の精度を高めることができます。

しかし、デジタル技術の進化は、新たな課題も生み出しています。例えば、情報セキュリティやプライバシー保護の問題があります。また、リアルからデジタルにシームレスな移行ができずビジネスが遅延する問題や、在宅勤務の進行により孤立化したりスキルの習得が遅れる従業員が出現したりする問題も生じています。デジタルデバイトやリスキニングなどは、今後さらに重要になって行くと思われます。

このような課題を克服するためには、常に技術の進化に対応し、適切な対策を講じていくことが必要です。当社も、デジタル技術の活用によって、より良いサービスを提供していくことを目指しています。

上記を踏まえた経営ビジョンやビジネスモデル

デジタル技術の積極的活用によるサービス拡大

当社は、中小企業に対して広報PR支援、経営支援、補助金申請支援の3つのサービスを提供していますが、今後はより積極的にデジタル技術を活用することで、これらのサービスの拡大を目指します。例えば、オンラインでのコンサルティングやウェブサイトのリニューアルによる情報発信の充実化などを行い、より多くの中小企業に支援を提供していきます。

新しいビジネスモデルの開発

当社は従来のコンサルティング業務に加え、デジタル技術の活用による新しいビジネスモデルの開発にも力を入れていきます。例えば、ヒアリングやライティングなどで手作業の多いプレスリリース作成の自動化や、オンラインコンテンツの提供など、新しい価値を提供するビジネスモデルを追求します。

地域社会への貢献

当社は、地域社会に根ざしたビジネスを行っており、今後も地域社会への貢献を目指します。例えば、地元である埼玉県や志木市の中小企業が抱える問題に対して、より適切な支援を提供するために、地元自治体や商工会議所などの団体と協力して取り組んでいきます。また、地元のイベントやコミュニティ活動への積極的な参加など、地域社会との交流を深めながら、地域の発展に貢献していきます。