概要
経営課題、広報の目的、かけられるリソースなどは、組織 によって異なります。
しかし、どのような組織であっても、広報活動を始める時には、1 から始めて1つずつステップを積み上げていくのが、一番確実で成果につながりやすい方法です。
広報の構築ステップ
広報の構築ステップは、大きく以下を想定しています。
ステップ1
- 社内の広報体制の構築
- 情報共有の仕組み作り
- 意思決定プロセスの可視化
- ミッションおよび中期活動計画の策定
- 体験や歴史の共有
ステップ2
- 顕在化していない社内情報の共有
- 社内外への適時適切な情報発信
- クライシス広報の整備
- 社内文化の改革
ステップ3
- 新たな価値の創造
- 未来の設計
- 社会との合意形成
社内体制構築の重要性について
当社では、 どのような組織であっても、最初は社内体制の構築から始めることが重要だと考えています。
これは、従業員も自社の顧客であることに加え、特に中小やベンチャーの場合は、一人ひとりの従業員がユーザーやクライアントの抱く企業イメージに与える影響が大きく、最大のメディア であるからに他なりません。
最大のメディアである従業員に自社の商品やサービスの良さを正しく理解してもらい、自社にポジティブな感情を持ってもらうこと無しに、ユーザーやクライアントに 対してポジティブな感情を持ってもらうことは不可能です。
組織のステージに応じた適切な社内広報の施策を講じることは、組織の一体感を醸成するだけで無く、社外へも充実した情報発信ができるようにするための重要な土台です 。